国土交通省型式承認品救命胴衣 桜マーク付きライフジャケットとは
国土交通省型式承認品救命胴衣(桜マーク)
桜マーク付きライフジャケットは、船に乗るときに必ず着用が義務付けられています。
小型船舶でも遊漁船でも、乗船する際にはこの“桜マーク”が付いた救命胴衣を
着る必要があります。海での事故は一瞬の油断から起こります。だからこそ、
まずは正しいライフジャケットを選び、きちんと身につけることが大切なのです。
小型船舶に乗船する為には必需品
船に乗る際には必ず桜マーク付きライフジャケットの着用が政府より義務付けられています。船舶へ乗船する際にはライフジャケットに押印されている通称:桜マークを船長や船員に確認してもらわないといけません。
小型船舶とは
「小型船舶」と聞くと、なんとなく小さな船のことだろうな…と想像する方も多いと思います。実際には、法律でしっかりと定義があります。日本の船舶安全法では、総トン数20トン未満の船を「小型船舶」と呼びます(ただし、一定の用途や構造によっては24メートル未満の船も含まれる場合があります)。つまり、釣りやレジャーで使うプレジャーボートや、水上バイク、渡船など、私たちが身近に目にする多くの船が“小型船舶”にあたります。
つまり、フェリーや大型客船のような大きな船を除き、小型船舶に乗る場合は必ず桜マーク付きライフジャケットを着用しなければならないということです。
釣りやレジャーで利用するプレジャーボートや遊漁船、水上バイクなどもすべて小型船舶に含まれます。大きな船と違い、波や天候の影響を受けやすい小型船舶では、ライフジャケットの着用が自分の命を守る最も確実な備えとなります。
桜マーク付きライフジャケット
桜マークは、正式には国土交通省型式承認品を意味します。これは、国が定めた厳しい試験をクリアしたライフジャケットにだけ与えられる“安全の証”です。浮力や耐久性、着用したときの姿勢保持など、いざという時に本当に命を守れるかどうかを徹底的に検査され、その基準を満たした製品だけが桜マークをつけることを許されます。
一方で、見た目はライフジャケットでも桜マークがない製品は、ファッション性や簡易的な浮力を目的として作られているものも多く、国の試験を受けていないため「法的に義務を満たす救命胴衣」とは認められません。
つまり、桜マーク付きライフジャケットは、**「本当に命を守れることが国に証明されたライフジャケット」**なのです。これこそが、桜マークの最大の“すごさ”です。
もちろん、私たち BASARO は、この国土交通省の厳しい試験をクリアした桜マーク付きライフジャケットを製造しているブランドです。
救命胴衣は「いざという時に命を守れるかどうか」がすべてです。BASAROは単なるアウトドア用品メーカーではなく、国に認められた安全基準を満たした製品をつくるプロフェッショナルとして、多くの釣り人や海のレジャー愛好者の方々に安心を届けています。
桜マークにはタイプと言うグレードがある?
TYPE:A
全ての航行区域に対応。
沖合や外洋に出る船舶でも使用可能で、最も厳しい基準をクリアしている。
基本的に「これを持っておけば間違いない」と言える万能タイプ。
一番人気なグレードです。
TYPE:D
平水区域(湖、川、湾内など比較的穏やかな水域)で使用可能。
沖合には対応していない。
陸岸から近い水域を航行する小型船舶
※漁船/客船は除く
TYPE:F
沿海区域(陸地に近い海域)まで対応可能。
ただし外洋(遠くの海域)は不可。
緊急エンジン停止スイッチ等を有した小型船舶(水上バイク等々)
※漁船/客船は除く
TYPE:G
限定沿海区域(比較的岸に近い海域)のみ使用可能。
沖に出る漁船やプレジャーボートでは使えない場合が多い。
緊急エンジン停止スイッチ等を有した小型船舶(水上バイク等々)
※漁船/客船は除く
以上のことから、もし最初から 【TYPE:A】のライフジャケット を選んでいただければ、どのような航行区域や状況であっても安心して着用できる、ということがお分かりいただけると思います。
TYPE:Aは、全ての航行区域に対応できる最も汎用性の高い規格です。「どんな場面で使えるのか迷いたくない」「とにかく安心できるものを選びたい」という方には、最初からTYPE:Aを選んでおくことが一番確実な選択です。